歯の温存を図る歯周病治療（歯周組織再生治療法）
歯周病とは歯の周りに汚れがたまることで、そこに繁殖する細菌が歯を支える骨を溶かしていく病気です。
虫歯と同じく重症化すると歯を失ってしまいます。そして近年、日本人が歯を失う原因の多くは歯周病だと言われています。
早期発見・予防のために「位相差顕微鏡」や「エアーフローマスター」の導入、歯周病治療に「バクテリアセラピー」を取り入れています。
また、歯周病で失われた骨を再生させる再生療法にも力を入れており、歯の温存に努めております。
歯周病の早期発見・予防
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正しい歯磨きのやり方を知り、原因となる歯垢をしっかりと除去することで歯周病は確実に予防できます。
当院では、歯のクリーニングを行う機器の中で最も歯茎への負担が少なく痛みも伴わない「エアフローマスター」を導入しており、歯周病予防に高い効果を発揮します。
さらに、レントゲンに細菌は映らないため「位相差顕微鏡」を使用して瞬時に検査。歯周病菌の状況や変化を動画で撮影して、口内のリスク管理を行います。
バクテリアセラピーについて
当院では歯周病治療に「バクテリアセラピー」を取り入れています。歯周病は歯周病菌による感染症です。歯の周りに付着した菌の塊である歯石を機械的に取り除くだけではなく、薬を飲んで歯周病菌を死滅させることで、より効果的な治療を行うことができます。この「バクテリアセラピー」では抗生物質は使用しないので、耐性菌の心配が全くない安全な治療法です。
バクテリアセラピーの３大特徴
- 先進のバイオテクノロジーによって解明された優れた善玉菌（プロバイオティクス）によって口内菌のバランスを管理し、歯周病菌・虫歯菌のような悪玉菌を減らす
- 口内だけでなく、全身の疾患の治療補完や予防につながる
- 母乳由来の天然プロバイオティクス「L.ロイテリ菌」を使用するので、お子様からご年配の方、妊娠中の方まで性別世代に関係なく｢安心で安全｣、抗生物質のように耐性を持つことがない
バクテリアセラピーが全身にもたらす影響
- ピロリ菌感染症抑制
- アレルギー抑制
- 細菌感染症抑制
- 小腸内における免疫腑活
- 便通の正常化
- 母乳の改善
歯周病により失った骨を再生させる再生療法
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歯周病により骨が溶け支えを失った歯はグラグラと動き、いつか抜け落ちてしまいます。一度失った骨は身体の自然治癒能力では治りません。だからこそ、当院では再生治療にも力を入れております。再生療法を行うことで、この失った骨を再生させ、しっかりご自身の歯で食事できるようになります。
再生療法を行ったケース
歯周病により骨が吸収した部分に再生療法を行い、骨を回復させた
当院院長は、AAP（アメリカ歯周病学会）・日本歯周病学会・臨床歯周病学会の会員であり、歯周病により失った骨を再生させる再生療法を行う資格も取得しております。
