定期検診について
歯の治療は終わってからがとても大切。健康な状態を維持するためのメンテナンスは欠かせません。
患者様とのカウンセリングやメンテナンスを重ねつづけ、一生お付き合い頂ける歯科医院でありたいと願っています。
定期検診・メンテナンスによる3つのメリット
- 虫歯や歯周病の予防ができる
- 早期発見ができるので、痛みや治療回数、費用などの軽減につながる
- 自分では気づきにくい噛み合わせのズレをみつける事ができる
定期検診について
個人差がありますが、歯石がたまる3〜4ヶ月に1回の定期検診をおすすめしています。
患者様一人一人にあった適切な歯磨きの説明や、歯ブラシではとれないバイオフィルム(歯垢や歯石)を除去しキレイに磨きます。その後、表面の小さな傷を修復するコート剤や歯を強くするフッ素を塗っていきます。お口の中のお手入れ方法についても、歯科衛生士が丁寧に説明致しますので、気になる事がありましたらお気軽にお尋ねください。
メンテナンスの大まかな流れ
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1.歯垢チェック
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2.歯間の汚れを除去
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3.歯面の汚れを除去
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4.コート剤・フッ素塗布
メンテナンス費用について
- 内容
- 3〜4ヶ月に1度の定期検診・メンテナンス
- 費用の目安
- 約4,000円(3割負担の場合)
※上記金額は、あくまで目安です。残っている歯の本数により変動する場合があります。
※3〜4ヶ月は歯石がたまるひとつの目安であり個人差があります。詳しくはお尋ねください。
歯周病と全身疾患の関係性について
歯周病はさまざまな全身疾患のリスクを高めてしまいます。
意外と怖い歯周病ですが、正しい歯磨きのやり方を知り、原因となる歯垢をしっかりと除去することで確実に予防できます。
そして歯周病予防につながる定期的なメンテナンスは、全身疾患の予防・改善のためにも必要不可欠なのです。
歯周病がもたらす全身疾患のリスク
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心筋梗塞通常リスクの3倍
歯周病菌が血栓を作り、血管を詰まらせます。心筋梗塞で亡くなられた方の冠状動脈から歯周病菌が検出された報告があります。
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脳梗塞通常リスクの3倍
歯周病菌が血栓を作り、血管を詰まらせます。
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早期低体重出産通常リスクの3倍
歯周病菌の炎症により産生される毒素(プロスタグランジン)は、陣痛促進剤と同じ成分なので、胎児の早期低体重出産のリスクを高めます。
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肺炎
歯周病菌などが気管に入り込み、肺炎となることも。高齢者や寝たきりの人など、飲み込む力が低下していると起こりやすくなります。
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糖尿病
糖尿病が歯周病を悪化させ、歯周病が糖尿病を悪化させます。歯周病の治療をすることで、血糖値も下がると言われています。